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SNSで人気の江原道観光スポットTOP3は?
韓国観光公社は平昌冬季オリンピックの開催に合わせ、江原道内の10都市・郡について、ソーシャルメディアのビッグデータを活用し、旅行トレンドを発表。江原道の観光地のうち韓国国内のソーシャルメディアで最も多く言及されたのは江陵で、平昌、束草が後に続いた。各エリアがどんなキーワードで人気観光地に選ばれたのか、詳しく見てみよう。
◆江陵
韓国高速鉄道(KTX)京江線が開通したことによって、ソウルからの所要時間が100分ほどとなり、日帰り旅行が現実のものとなった江陵のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)ホットキーワードは2018年初日の出の名所、冬の観光地でそれぞれ1位になった「正東津」だった。また、グルメ部門では、これまでよく知られていた代表的メニュー「スンドゥブ(おぼろ豆腐)」や「刺し身」を抑え1位になった「コーヒー」が、代表的キーワードに躍り出た。飲食店・カフェのランキングでは1-3位までをカフェが占め、「江陵コーヒー・フェスティバル」「安木コーヒー通り」などもたびたび言及されるなど、「コーヒー」が江陵を人気観光地として定着させるのに一役買っていることが分かった。
◆平昌
平昌は、冬の観光名所1位である「大関嶺羊牧場」の雪景色がSNSを通じて広く知れ渡り、人気観光地に選ばれた。そのほか大関嶺、月精寺、五台山など有名な観光地やスキー場、リゾートなどがたくさんある平昌は、特に今回の冬季オリンピックを通じ、韓国だけでなく海外にも広く認知度を高める効果を存分に得られるものと期待されている。
◆束草
束草は、旅行関連のSNSコンテンツのうち最も多く消費されるコンテンツ「グルメ」によって、人気観光地に選ばれた。ムルフェ(水刺し身=刺し身に氷水、唐辛子みそ、野菜などを入れて食べる料理)、タッカンジョン(甘辛ダレを絡めた鶏から揚げ)をはじめさまざまなグルメを楽しむことができ、食道楽旅行にピッタリの束草は、観光とグルメをどちらも満足させることができるためだ。束草は江原道内でも山(雪岳山)と海(束草海水浴場)を両方楽しめる、オススメ観光スポットだ。