K-POP
90年代に活躍 元祖アイドルグループが相次ぎ活動再開
【ソウル聯合ニュース】K―POPの火付け役となった「元祖アイドル」が相次いで活動を再開している。
男性グループのSECHSKIES(ジェクスキス)やNRG(エヌアールジー)のように再結成に成功したグループもあれば、一緒に活動しなくても交流を続け、互いを応援しあうグループもある。
◇「最長寿アイドル」神話が20周年 ジェクスキスは活動再開
韓国の「最長寿アイドル」はSHINHWA(神話)だ。1998年1月にデビューした神話は「T.O.P」「Hey,Come On!」など多くのヒット曲を発表し、メンバー交代や解散なしに活動を続けてきた。
毎年3月にファンクラブの会員とデビュー記念日を祝ってきた神話は、24~25日にソウル・オリンピック公園ハンドボール競技場でデビュー20周年記念のファンパーティーを開催する。
2000年に突然解散を発表したSECHSKIESは、2年前に再結成した。97年4月にデビューしたSECHSKIESは「Couple」や「ポムセンポムサ(男の行く道)」(原題)、「予感」(同)など多数のヒット曲を発表した。
解散から16年の月日が流れた16年、MBCテレビの人気バラエティー番組「無限に挑戦」の企画で再結成し、同年12月にリメークアルバム、翌年4月に「BE WELL」「SAD SONG」をタイトル曲とする20周年記念アルバムをリリースした。
NRGもこのほど活動を再開した。97年10月にデビューしたNRGは、8年間活躍した後活動を中断していたが、16年にデビュー19周年を記念してファンミ―ティングを開催したことをきっかけに再結成ムードが盛り上がり、昨年10月に約12年ぶりとなるニューアルバム「20世紀」(原題)を発表して活動を再開した。
◇変わらぬ友情誇るガールズグループ
ガールズグループの歴史を語るには欠かせない存在のS.E.S(エスイーエス)とFin.K.L.(ピンクル)は、グループ活動は行っていないものの互いを頼り合う友人関係が続いている。
「元祖ガールズグループ」のS.E.Sは97年にデビューし、02年に解散するまで「I’m your girl」「Dreams Come True」「I Love You」などの名曲を残した。
デビュー20周年を控えた16年12月には14年ぶりに再結成してコンサートを開催し、昨年1月にはスペシャルアルバムも発表した。同年3月にメンバーのパダが挙式した際には、残りのメンバーのユジンとシューが付き添った。
98年にデビューしたFin.K.L.は今年デビュー20周年を迎え、「Forever Love」「Now」「To My Boyfriend」などのヒット曲が今も愛されている。メンバーのイ・ヒョリとオク・ジュヒョンはソロ歌手として地位を固め、ソン・ユリとイ・ジンは女優に転身したが、変わらぬ友情が続いている。
17日にソウル・LGアートセンターで開かれたオク・ジュヒョンのソロコンサートにはイ・ヒョリ、ソン・ユリがサプライズゲストとして登場した。
元祖アイドルの代表格、男性グループのH.O.T.(エイチオーティー)は先日MBCテレビで放送された「無限に挑戦」を通じて再結成した。
同番組は15年からH.O.T.の再結成を提案してきたが、メンバー間の意見の相違など紆余(うよ)曲折を経て今年実現した。
96年9月にデビューしたH.O.T.はアイドルグループの先駆けとされ、01年に解散するまで「Candy」「Hope」「I YAH!」など多数のヒット曲を発表し、年末の音楽賞を席巻した。先月15日にソウル・オリンピック公園オリンピックホールで行われたコンサートには2500人のファンが集まり、話題を呼んだ。