女優キム・テリが、セクハラや性犯罪の被害を告発する「MeToo」運動を支持した。

 キム・テリは、1日放送のJTBC『ニュースルーム』文化招待席にゲストとして出演した。

 この日、孫石煕(ソン・ソクヒ)キャスターは、「韓国文化界は、今やたけなわのMeToo運動で多くの傷を抱えている。実際に演劇もやり、MeToo運動について『惨憺たる心情と共に支持の意向を表明する』と言っていたが」と言及した。これにキム・テリは「加害者の社会的立場、その人たちが持つ権力があまりにも大きいということを、私もよく知っているから」と答えた。

 続いてキム・テリは「被害に遭われた方が味わった苦痛の大きさを、私が強いて察することはできないが、もし私がそういう事件に遭ったら私もまた沈黙するしかない構造上の問題が酷い」と語った。

 さらにキム・テリは、「こうした一連のMeToo告白は奇跡のように思える。こうした運動が単なる暴露と謝罪で終わらなければいいと感じる。被害に遭われた方々が出てきて話してくれた大きな理由の一つとしては、今後さらなる被害者が出ないことを望む気持ちが強いのだろう。この運動が、よりよい社会構造を作れるきっかけになるといい」と強調した。

 1日夜に放送された総合編成チャンネルJTBCの『ニュースルーム』は、全国平均8.279%の視聴率を記録した。(2日、ニールセン・コリア調べ。有料プラットフォーム基準)

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