俳優チョ・ミンギ(52)に続いてチョ・ジェヒョン(52)もセクハラ疑惑に巻き込まれた。

 女優チェ・ユルは23日、「Me Too」運動に参加すると共に俳優チョ・ジェヒョンの実名を挙げた。

 チェ・ユルはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にチョ・ジェヒョンの写真を掲載し、「私は、あなたがいつ爆発するか待っていた。思ったより早くアップするときがきた。今ようやくスタート。まだたくさんのゴミが残っている。失うものが多いので多くは話せないけれど、変態がみんないなくなる、その日まで」という文章を書きこんだ。さらに、#metoo #withyou というハッシュタグを付けてMeToo運動に賛同した。

 既に、セクハラ疑惑が持たれている有名俳優の名前としてチョ・ジェヒョンが有力候補に挙がっていたが、チェ・ユルが実名の暴露に乗り出したことで、チョ・ジェヒョンもセクハラ疑惑に巻き込まれることになった。

 最近チョ・ミンギが大学生へのセクハラ疑惑で論争を呼んでいる中、チョ・ジェヒョンまでセクハラ論争に巻き込まれたことで、衝撃が広がっている。

 二人はいずれも2015年に放送されたSBSのリアルバラエティー番組『お父さんをお願い』に出演し、娘と一緒の姿を視聴者に公開していたからだ。

 娘への愛情を表現していたチョ・ミンギが娘と同年代の大学生にセクハラをしていた、ということが衝撃を与える中、女優として活動しているチョ・へジョンの父親チョ・ジェヒョンまでセクハラ疑惑に巻き込まれたことで、リアルバラエティー番組の弊害が露わになっている。

 これまでも家族を公開するリアルバラエティー番組をめぐる懸念は多かったが、このように家族番組に出演した父親たちがセクハラ疑惑に巻き込まれたということは、人々に衝撃として伝わった。何より、テレビ番組で誰よりも娘に優しかった彼らだけに、このようなセクハラ問題は一段と残念に感じられる。

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