2AMのチョ・グォンが自身の修士号取得をめぐる疑惑について、あらためて心境を打ち明け、現所属事務所キューブ・エンターテインメントと前所属事務所JYPエンターテインメントに対しても申し訳なく思う気持ちを伝えた。

 チョ・グォンは8日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」に長文のコメントを掲載し、自分を取り巻く慶煕大学大学院の修士号取得をめぐる疑惑について立場を表明した。

 これに先立ち、「SBS 8 ニュース」では7日、チョ・グォンが慶煕大学アートフュージョンデザイン大学院パフォーミングアート学科での修士履修過程で特恵を受けたという疑惑を報じ、規定に反する公演により卒業判定を通過したとしていた。

 チョ・グォンは「僕に関する記事が出るという話を聞いたときから、所信を明らかにしようと準備してきた。僕の学業をめぐり、前所属事務所(JYP)と現所属事務所(キューブ)関係者の皆さんを困らせてしまったようで、申し訳なく思っている」とコメント。

 さらにチョ・グォンは「心境を述べる前に、細則や学科内規の有無について、あらためて学科の教授を通じて詳しく確認し、修士号取得のための論文審査をめぐっては、審査を行う教授たちの裁量によって卒業可否が決まるという部分に対する確認、公示されている内規は存在しないという学生たちによる証拠も持っているので、これにより初めて、僕の立場をはっきりと表明することになった。慶煕大学側が先に立場を発表すると思っていたが、そうではなかったので、歯がゆく思っている人たちのため、僕がまず心境を述べた」と説明した。

 チョ・グォンは「今後、動画提出をめぐる手落ちによる結果は、どのようなことになろうと、謙虚に受け入れる」としながらも「いい加減な公演はしておらず、真心を込めて歌った。動画を提出するよう言われたので、学校側に渡した。やらせだと思いながら撮影したのであれば、とても悪意があるのではないか」と問い返した。

 最後にチョ・グォンは「多くの皆さんにご心配をおかけしたこと、あらためておわび申し上げる。はっきりしているのは、今学校は正常に機能しておらず、学生や特定の芸能人がスケープゴートになっているというのがファクト」とつづっている。

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