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人気女優コ・ヒョンジョン、プロデューサーに罵声・足蹴り
人気女優コ・ヒョンジョン(46)が主演ドラマ『リターン』(SBS)の撮影現場で担当プロデューサーに暴力を振るって撮影が中断されるという事態が発生した。
SBS関係者は7日、本紙の電話取材に「コ・ヒョンジョンさんは先日、ドラマ撮影現場でほかの俳優やスタッフたちが見守る中、演出のチュ・ドンミン・プロデューサー(46)と意見の違いから言い争いになり、罵声(ばせい)を浴びせたのと同時に足で蹴った」と語った。チュ・プロデューサーに大きなけがはなかったが、制作スタッフらはこれ以上の撮影は困難だと判断、5日以降、撮影が中断されている。SBS関係者は「コ・ヒョンジョンさんは現場スタッフが全員マイクをつけている状況でも罵声を浴びせおり、激高して誰も手を付けられない雰囲気だった」と語った。
SBS内では主演の交代も検討していることが分かった。SBS側は「制作スタッフとの確執が深刻すぎて、撮影現場の雰囲気としてはこれ以上、作業を一緒にするのが難しいほどだ」と説明した。SBSは『リターン』の8日の放映を休止し、平昌冬季五輪関連番組を放送した。
『リターン』は道の上で謎の遺体が発見された事件で上流層の男性4人が殺人容疑者として浮上、コ・ヒョンジョン演じる女性弁護士が刑事と共に真実を解明していくというサスペンス。現在まで14話放送されている。
コ・ヒョンジョン側としては制作サイドに自身の出演分量やストーリー展開に関して不満を伝えたという。本紙は同日、コ・ヒョンジョンの所属事務所側に連絡を試みたがつながらなかった。
コ・ヒョンジョンが2010年に主演した同局のドラマ『レディプレジデント~大物』でもオ・ジョンロク・プロデューサーが途中交代している。