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イ・ジヌク虚偽告訴事件、控訴審で被告に有罪判決
俳優イ・ジヌクから性暴行を受けたと虚偽の告訴をした罪で起訴された女性が、一審判決から一転、控訴審で有罪を言い渡された。
ソウル中央地裁刑事控訴2部(裁判長:李祐哲〈イ・ウチョル〉部長判事)は7日、被告女性を無罪とした一審判決を破棄し、懲役8カ月、執行猶予2年を言い渡した。
同裁判部は「性関係が被告の内心に反して行われた側面を完全に排除するのは難しいが、強圧的な手段で行われたとみなすことはできない」と判示。さらに「暴行、脅迫など強圧でもって性関係を迫ったとする被告の供述は、性関係の過程でみられたイ氏の態度などに照らすと相互矛盾していたり相反していたりする面があり、信用し難い」として、イ・ジヌクの供述の方が信ぴょう性が高いとした。
被告の女性は2016年7月、性的暴行を受けたとしてイ・ジヌクを告訴した。イ・ジヌクは「合意の上での関係だった」と主張し、虚偽告訴の罪で女性を逆告訴した。検察はイ・ジヌクの性的暴行の罪について「嫌疑なし」の処分を下したが、女性は虚偽告訴の罪で裁判にかけた。
イ・ジヌクは現在、SBSの水木ミニシリーズ『リターン』に出演している。