▲20日夜、台湾・台北の「台北101」ビルに掲げられた、SHINeeジョンヒョンを追悼するメッセージ。/写真=ツイッターからのキャプチャー

 今月18日に世を去った5人組アイドルグループSHINeeのメンバー、ジョンヒョン(27)=本名:キム・ジョンヒョン=の葬儀が執り行われる中で、世界各国のファンも韓国大使館前を訪れて故人を追悼した。台湾では、大型ビルにジョンヒョンを追悼するメッセージが掲げられた。

 韓国外交部(省に相当)は21日、ツイッターおよびフェイスブックの公式アカウントにて、「韓国大使館前に追悼スペースを作り、SHINeeジョンヒョン君を悼んで共につらさを分かち合う現地のファンの姿を伝える」という一文と共に、米国・ロシア・スペインなど世界各国の在外公館に集まったジョンヒョンのファンの写真を公開した。ロシアのファンは駐ロ韓国大使館前に白いバラと菊の花を手向け、米国のファンは20日と21日(現地時間。以下同じ)の午後7時、ニューヨーク・マジソンスクエアガーデンでろうそくを手に追悼式を開いた。ハングルで書いたメッセージや花、故人の写真を大使館の壁に張り付けて追悼するファンも多かった。

 また20日に台湾では、ファンが台北のランドマークにもなっている「台北101」ビルの電光掲示板を利用して「ジョンヒョン、ありがとう。あなたのおかげで私たちは幸せだった」「キム・ジョンヒョン、来世では普通の人として暮らせることを願う」というメッセージを表示した。このメッセージは現地のファンクラブが募金を集めて用意したものだという。チリのファンも19日、駐チリ韓国大使館前に集まってSHINeeの代表曲「Replay」を韓国語で合唱している映像を、動画サイト「ユーチューブ」に載せた。動画には数千件のコメントが付いた。

 21日午前9時、遺族および所属事務所のSMエンターテインメントの役員、同僚芸能人などが集まる中で出棺が行われた。故人の位牌は、同じSHINeeメンバーのミンホが持ち、先輩アイドルグループSUPER JUNIORのイトゥク、ウニョク、ドンヘ、ヒチョルとSHINeeのテミンなどが棺を運んだ。

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