視聴率
視聴率:『20世紀少年少女』がMBC歴代最低更新
ドラマ『20世紀少年少女』(MBC)がMBCで放送されたドラマのうち歴代最低視聴率を更新した。
20日に放送された『20世紀少年少女』第25話、第26話の全国視聴率はそれぞれ1.8%、2.1%(21日、ニールセン・コリア調べ、以下同じ)を記録。これは、第23話(3.4%)、第24話(3.0%)に比べ低い数値で、自己最低視聴率となった。また、これは2000年以降MBCで放送された作品のうち最も低い視聴率で、それまでの最低記録は今年1月に終了した『不夜城』第17話(1月16日放送)の3.1%だった。
さらに、歴代ドラマ史上2番目に低い視聴率という不名誉な記録となった。1位は『マンホール-不思議の国のピル』(KBS第2)で1.4%、2位は2000年に放送された『バカな愛』(KBS第2)の1.8%。『20世紀少年少女』は同率2位というわけだ。
『20世紀少年少女』はハン・イェスル、キム・ジソク主演のロマンチックコメディーで、期待されながら放送スタート。主要キャスト4人を中心とした、1990年代の懐かしさが感じられる作品で、注目を集めていた。ところが必要以上に多くのキャラクターが登場し、目立った事件や争いがなく穏やかな流れが続いたことで、視聴者たちは興味を失っていった。
また、初回放送から編成でもめた。MBCのストライキの影響で制作が一時中断された上、放送開始が2度にわたって延期となった。月火水木の編成として最終回(第31話、第32話)を23日(木)に放送する案が検討されたが、結局最終回は27日・28日に編成され、普段の午後10時からではなく、午後8時50分から放送することで最終的に決まった。『20世紀少年少女』の後枠で放送予定のドラマ『TWO COPS』の初回放送をライバル作品と合わせるための変則的編成だ。
『20世紀少年少女』は最終回まであと6話残っている。