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「イ・ビョンホンに会いたい」 小児がん患者と夢の対面が実現
俳優イ・ビョンホンが、小児がん患者イ・ドンホン君(16)の特別な願いを聞き入れた。
2人は11月1日、ソウル・江南地区にあるイ・ビョンホンの所属事務所BHエンターテインメントで対面した。イ・ドンホン君は昨年2月に突然ひざの痛みを訴え病院を訪れたところ、骨肉腫と診断された。抗がん剤治療を受け、現在は健康を取り戻しているイ・ドンホン君には一つ願いがあったのだが、それがまさにイ・ビョンホンに会うことだった。イ・ドンホン君の思いは、難病を患う子どもたちの願いをかなえる韓国メイク・ア・ウィッシュ財団を通じ、イ・ビョンホンの所属事務所BHエンターテインメントに伝えられ、1日にこれが実現したというわけだ。
ずっと前からイ・ビョンホンのファンで、ドラマも映画も見ているというイ・ドンホン君は、発声法やスタイル管理の秘訣、映画の中の射撃姿勢など、普段から気になっていたことをイ・ビョンホンに質問した。イ・ビョンホンはイ・ドンホン君の質問に答えるだけでなく、自ら射撃の姿勢を取って見せ、目の動き、銃口の向き、移動姿勢などを説明した。
特にイ・ビョンホンは、学生時代の話、俳優になったきっかけなど、普段あまりメディアで伝えられていない個人的な話も打ち明け「以前、アル・パチーノと対面したとき、彼から個人的な話を聞いて感動した。僕のこうした話がドンホン君にとっても小さいながら特別な贈り物になったらうれしい」と語った。
願いがかなったイ・ドンホン君は「実感がわかない。夢を見ているみたい。きょう会ったことで、俳優イ・ビョンホンによりいっそう近づけたような気がする」と語った。