俳優ソ・ドヨンが、視覚障害のキャラを演じることになり、役作りのプロセスを公開した。

 ソ・ドヨンは9日午後、ソウル市麻浦区上岩洞のMBCで開かれた朝ドラ『逆流』(キム・ジヨン脚本、ペ・ハンチョン演出)の制作発表会で「最初に役のオファーを受けたときは、『視覚を失い、後に取り戻す過程が描かれる』と聞いて、かなり悩んだ」と語った。

 ソ・ドヨンは「視力を失うという喪失感がどういうものか、想像できなかった。角膜移植センターを訪れて、インタビューをした。手術の過程や予後、副作用、患者の状態などを尋ねてみた」「そこで会った患者に、いろんなことを尋ねてみた。視力を失うと、前が見えない恐怖よりも、暮らしていけないかもしれないという不安感や恐怖、憂鬱さに陥ると言っていた。精神的な障害の方が大きいという」と説明した。

 さらに「そういった感情が作品に反映されることを望んだ。幸い、制作陣がそのことを把握して、回想シーンにかなり入れられた。この作品のため徹底して準備し、努力している」と念を押した。

 『逆流』は、愛する人と必要な人が異な者たちが復讐と欲望のために繰り広げる戦いを描いた作品。シン・ダウン、イ・ジェファン、ソ・ドヨン、キム・ヘインなどが出演する。放送開始は今月13日朝7時50分から。

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