女優ソン・ソンミの夫を殺害した罪で裁判にかけられた20代の男が、自分が殺人を行ったことと、教唆を受けたことを法廷で認めた。

 ニュース1が2日に伝えたところによると、ソウル中央地裁刑事合議28部(裁判長:崔炳哲〈チェ・ビョンチョル〉部長判事)で開かれた初の公判準備期日において、殺人罪で起訴された被告の男性(28)は、「殺人の犯行と、これを頼まれたことは認めるか」という裁判官の質問に対し「認める」と答えた。

 裁判部は、この男性に殺人を教唆した疑いがかけられている別の被告(38)=私文書偽造などで起訴=の裁判と、この男性の裁判を合わせ、一緒に審理するかどうか検討することを決めた。二つの裁判は共通の証拠が多く、一緒に審理した方が効率的というわけだ。

 裁判部は、今月10日午後5時から2回目の公判準備期日を開き、この点について意見を明らかにすることとした。変更された起訴状を検討した被告側も、5日に具体的な意見を表明する見込みだ。

 この被告は今年8月21日、ソウル市瑞草区にある法務法人のオフィスで、ソン・ソンミの夫(45)を凶器で刺し、殺人の罪で逮捕・起訴された。

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