歌手で俳優のイ・スンギ(30)が31日午前9時、韓国陸軍第13空輸特戦旅団(忠清北道曽坪郡)の正門衛兵所近くで、軍生活を終えた所感や今後の自分の計画などについて語った。

 部隊前にはこの日、寒い中にもかかわらず朝早くからイ・スンギの姿を見るため韓国内外のファン数百人が集まり、注目を集めた。

 31日午前9時ちょうどに正門から出てきたイ・スンギは、敬礼と共に「ありがとうございます。こんなに寒いのに遠いところまで来ていただいて感謝します」「きのう、よく眠れるだろうと思っていたけれど、あまり寝付けなかった。除隊へのときめきよりも、一緒に軍隊生活を送った人との絆を整理する中で名残惜しさを抱き、そのせいでよく眠れなかった」と語った。

 続いてイ・スンギは「実際、初めて特戦司配属になったときはすごく驚いて、当惑した。特戦司の部隊でうまく生活できるだろうかと思ったこともあった。それでも、だめだったらなるようになれという言葉の通り、極限の苦痛の中でも楽しみを見つけ出す方法を探すようになった」と立派に語った。

 さらにイ・スンギは「まだ除隊の実感が湧かない。もうちょっと時間が経てば、軍隊を除隊したことを実感できるだろう。軍隊気分が少し抜ければ、芸能人生活もうまくやれるだろうけれど、まだ午前7時半になったらすぐにがばっと飛び起きそうな感じがする」と言って笑いを誘った。

 その後、イ・スンギはファンに向けて「けがもせず1年9カ月の軍服務を終えた。この間、多くのエネルギーを受け取ることができた」と語り、「特戦司で得たそのエネルギーと学んだことを手に、いい姿で早く皆さんの前に立てるようにしていきたい」と付け加えた。

 立派に現役兵生活を終えたイ・スンギの次の動きが注目される。イ・スンギの芸能活動再開をめぐって、業界の関心は早くも熱く盛り上がっている。

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