女優ムン・ソリが、自ら監督・主演を務めた映画『女優は今日も』の演出について所感を語った。

 ムン・ソリは、31日午後開かれた同作のメディア試写会で「小さな映画に記者の方々が盛大に出席してくださって、感謝の思い。あらためて、見に来てくださったことに感謝している」と語った。

 主演・演出まで自らこなした理由を尋ねられると、ムン・ソリは「どうしてこうなったか? 監督になりたいという目標や意思があったわけではなかった。映画をおよそ10年やってきて、映画が一層好きになり、一層関心を持つようになった。それで勉強もするようになって、こうして作ることになった」と語った。

 さらにムン・ソリは「私はこれまで、作品に出演して、演技をすることでこの場にいた。けれど、それより恥ずかしい。(映画監督は)俳優よりもふてぶてしく、勇ましい人間だったんだなという思いを抱いた」と語って、笑いを誘った。

 ムン・ソリ演出・主演の映画『女優は今日も』は、トロフィーの数ならメリル・ストリープにも負けないが、いざ任せたい役のラブコールとなると絶えて久しいというデビュー18年目の中堅女優がスクリーンの外で過ごす日常を、軽快かつユーモラスに描いた作品。9月14日に公開される予定。

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