女優イ・ヨンエが、並々ならぬ善行で人々のお手本になっている。

 イ・ヨンエは今月21日、財団法人「陸軍副士官学校発展基金」を通して5000万ウォン(現在のレートで約483万円、以下同じ)を寄託した。韓国陸軍が23日に明らかにした。

 自身も双子のきょうだいを育てているイ・ヨンエは「(8月18日のK9自走砲爆発事故で殉職した)故イ・テギュン上士(曹長に相当)に生後18か月の赤ちゃんがいるというニュースを聞き、子どもたちがもっと安全に成長できる国、親が安心できる軍隊になってほしいという母の気持ちで寄付することにした」とコメントした。

 イ・ヨンエの寄付のニュースは、これまでも何度も伝えられてきた。今年だけでも既に6回。今年3月には、SBS『師任堂 色の日記』で縁が出来た江陵の峨山病院に1億ウォン(約966万円)を寄付した。

 同じく3月、イ・ヨンエは江原道の恵まれない人々のために1億5000万ウォン(約1450万円)を寄付し、翌4月には第一病院(ソウル)に5000万ウォンを寄付した。

 さらに6月には、スリランカの洪水被害で障害を負った人々を支援するため駐韓スリランカ大使館に5万ドル(約547万円)、分かち合いファンディング「ACTing」に1億ウォンを寄付した。

 イ・ヨンエは、今年だけでも5億ウォン(約4832万円)を超える寄付を行った。これまでに分かっているだけでも、寄付の総額は14億ウォン(約1億3530万円)をはるかに超える。イ・ヨンエが「寄付クイーン」と呼ばれる理由はここにある。

 イ・ヨンエは、寄付する理由を尋ねられると、いつも「当然のこと」「むしろ自分を成長させてくれる」と控えめに答えて謙遜の美徳まで備えている様をみせ、多くの人の手本になっている。

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