映画
「キム・ギドク監督が暴行・ベッドシーン強要」女優が告訴
有名映画監督のキム・ギドク氏がある女優に告訴されていたことが分かった。
これは、あるメディアが3日、女優Aさんがキム・ギドク監督を暴行と強要などで検察に告訴したと報道して分かったものだ。
このメディアによると、Aさんは映画『メビウス』(2013年)の撮影中、キム・ギドク監督から「感情移入が必要だ」という理由でほおをたたかれ、台本になかったベッドシーンの撮影も強要されたと主張しているという。Aさんはその後、この作品への出演をやめたとのことだ。
キム・ギドク監督側は「事実無根だ。台本になかったベッドシーンを強要したというのは話にならない」と主張している。また、「ほおをたたくシーンがあったため、演技指導の中でたたいたことはある」と説明した。
キム・ギドク監督は世界三大映画祭と呼ばれるカンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ベネチア国際映画祭から招待を受けたことのある世界的な監督だ。 2012年の映画『嘆きのピエタ』ではベネチア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞した。