俳優ソン・ジュンギを応援する韓国のファンが、映画『軍艦島』公開を記念して寄付を行った。

　13日にソン・ジュンギのファン連合が明らかにしたところによると、過去1カ月にわたって寄付イベントを行い、寄付金1700万ウォン（現在のレートで約169万円）を集めた。

　ファン連合側は「集まった寄付金1700万ウォンは、忘れてはならない痛ましい歴史に光を当てる映画『軍艦島』のメッセージを記憶しようと、生存している元従軍慰安婦の女性の後援施設『ナヌムの家』と、『民族問題研究所』の『市民歴史博物館』建設に分割して寄付した」とコメントした。

　さらに「今回の寄付は、植民地時代の従軍慰安婦および強制動員の犠牲者をいたみ、微力ながら生存者の方々の役に立とうと思い、俳優ソン・ジュンギをはじめ映画に関与した全ての方の気持ちを記憶したいという趣旨でスタートした」と伝えた。

　ファン連合側は「今回の寄付を通して、軍艦島への歴史的関心がさらに高まることを希望し、痛ましい歴史を忘れることなく記憶していきたい」とコメントした。