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主演男優賞にソン・ヒョンジュ=モスクワ映画祭
俳優ソン・ヒョンジュがモスクワ国際映画祭で主演男優賞を受賞した。
ソン・ヒョンジュは30日未明(韓国時間)、ロシアの首都モスクワで開催された第39回モスクワ国際映画祭の授賞式で、『普通の人』で主演男優賞を手にした。この日はキム・ボンハン監督が代理で受賞した。
モスクワ国際映画祭は世界4大映画祭の一つに挙げられる。韓国の俳優が主演男優賞を受賞したのは、1993年のイ・ドックァ(『生きるんだ』)以来。なお、1989年にはカン・スヨンが『波羅羯諦 ハラギャティ』で主演女優賞を受賞している。
ソン・ヒョンジュが出演した『普通の人』は、全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領による軍事独裁政権下の1980年代後半を舞台に、平凡な人生を送ってきた刑事ソンジン(ソン・ヒョンジュ)が、国家安全企画部(現在の国家情報院)によって仕組まれた事件に巻き込まれ、人生が大きく揺らぐことになるというストーリーを描く。