今年8月からの放送開始を予定しているtvNの新土日ドラマ『名不虚伝』（脚本：キム・ウンヒ、演出：ホン・ジョンチャン）の撮影が始まり、俳優キム・ナムギルの姿がとらえられた。

　22日午前11時から、ソウルの清渓川一帯で『名不虚伝』の初の撮影がスタートした。午後0時20分ごろ、男性主人公「許任（ホ・イム）」役のキム・ナムギルが、紺のツルマギ（羽織に相当する外套）姿で現場に姿を現した。

　キム・ナムギルは、本格的な撮影に先立ってメークを修正し、スタッフと会話を交わした。暑さにもかかわらず、キム・ナムギルは終始明るいほほ笑みを浮かべて現場の雰囲気を盛り上げた。

　『名不虚伝』は、17世紀の朝鮮王朝時代の医員、許任（キム・ナムギル）と、21世紀の韓国の女医、チェ・ヨンギョン（キム・アジュン）が時空を超えて成長を遂げるファンタジーメディカルドラマ。

　許任は実在の人物で、許浚（ホ・ジュン）と同じ時代に生きていた。鍼灸医学の発展を導き、17世紀朝鮮の韓医学の双頭とされる。劇中の許任は、最高の鍼（はり）の術を身に着けていたものの、現実の壁に阻まれていじけていた医員という設定だ。そんなとき、意外な事件がきっかけとなって、およそ400年後のソウルの真っただ中に落ちてくる－という展開が描かれる予定。