「川と山を思う存分楽しみたかったらカジョン村へ」
 全羅南道谷城郡でも最奥地に挙げられる古達面、その中でもカジョン村が最近、人気を集めている。蟾津江を越えたところにあるこの村にキャンプやラフティング、ハイキングを楽しむ人たちが続々と訪れている。
 

 カジョン村は映画『哭声』が撮影されたチムゴク村から6キロほどのところにある。谷城邑の汽車村からレールバイクや蒸気機関車に乗り、チムゴクを過ぎ、カジョン駅へ。駅前の吊り橋の下には川が流れている。橋を渡るとカジョン村にたどり着き、そこには芝生のキャンプ場が広がっている。
 
 ここでキャンプをするときは、テントを持参しなくても大丈夫。特に混雑していなければ、キャンプ場でテントを貸してくれるからだ。谷城郡青少年野営場では110人まで宿泊可能。最も人気の高いプログラムは、夏に楽しめるラフティング。水がきれいなことで有名な蟾津江に沿って、鴨緑里までおよそ5キロ、1時間30分ほどラフティングを楽しむことができる。
 
 トレッキングもオススメだ。キャンプ場を起点に2キロ、5キロ、9キロのコースがあり、川と山が調和を成している谷城の風景を満喫することができる。自転車をレンタルし、風を受けながら走る2キロ、11キロ、25キロのコースも人気だ。カジョン村では、季節によってさまざまな星座を見ることができる。美しい思い出がつくれるはずだ。また、農村体験も可能。ひき臼で大豆をひいて、かまどで豆腐を作り、川底が見えるほどの蟾津江でカワニナをとることもできる。

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