スターインタビュー
インタビュー:チ・チャンウク「入隊前にもう1作品やりたい」
俳優チ・チャンウクが、韓国軍入隊に向けた計画を明らかにした。
チ・チャンウクは1日、ソウル市鍾路区八判洞のカフェ「west 19th」で映画『捏造された都市』(パク・クァンヒョン監督)関連のインタビューに応じた。
1987年生まれのチ・チャンウクは、今年30歳になる。いつ入隊するのかという質問に対し、チ・チャンウクは「入隊令状は来ていないが、(今年)上半期中と予想している」と答え、さらに「入隊前に、僕にぴったりの作品があれば、もう一作品やってから行きたい。映画は簡単ではないだろうからドラマを考えているが、入隊というものは自分の思い通りになるものではないだけに、どうなるかは分からない」とも語った。
チ・チャンウクをはじめユ・アイン、チャン・グンソク、JYJのジュンス、イ・ミンホ、チュウォン、ソ・イングク、BIGBANGのT.O.P、キム・スヒョン、ファン・グァンヒなど、86-88年生まれの歌手や俳優が今年大挙して兵役に就く予定だ。いずれも盛んに活動しているスターで、彼らの抜けた空白が懸念される状況ともなっている。
またチ・チャンウクは、韓流を禁止する中国の「限韓令」についても言及した。韓半島(朝鮮半島)に高高度防衛ミサイル(THAAD)を配備するという決定に対して、中国では韓流禁止の雰囲気が強まる状況にある。チ・チャンウクは『奇皇后』『ヒーラー~最高の恋人~』などに出演して中国で新韓流スターに浮上、2本のドラマを撮影した。そのうち1本は、THAAD問題の影響で放送されていない。チ・チャンウクは「韓国にいるとどれだけ深刻なのか体感できないが、大変だという話を聞いた。撮影したドラマが1本放送されなかったが、制作会社とはコミュニケーションを取り続けているので、いつか放送されるのではないかと思う」と語った。
チ・チャンウクにとって、主演映画『捏造された都市』はスクリーンデビュー作でもある。『トンマッコルへようこそ』の演出を手掛けたパク・クァンヒョン監督が12年ぶりにメガホンを取ったことで関心を集めている。同作は、わずか3分ほどで殺人犯の汚名を着せられた男性が、仲間と共に事件の実体を暴いていくストーリー。公開は今月9日から。