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大賞はハン・ソッキュ=SBS演技大賞
「良い個人・社会・国家…」
12月31日夜から新年1月1日未明にかけて、ソウル市麻浦区上岩のSBSプリズムタワーで「2016 SAF SBS演技大賞」授賞式が行われた。大賞を受賞したのは現在放送されている月火ドラマ『浪漫ドクター キム・サブ』の主演ハン・ソッキュだった。
ハン・ソッキュは「新人のころは『真っ白な画用紙になりなさい』といろいろな人によく言われます。背景が真っ白なら自分の色に染められるという意味ですが、僕は『黒い画用紙になれないだろうか』と考えました。夜空の星のことを思い浮かべてみると、その背景は暗闇です。暗闇でなければ星は輝くことができないし、ひょっとしたら闇と光、ブラックとスターは一つなのではとも思います。そう思った時、自分の演技が良くなっていると感じました」と語った。
さらに、「違うからと言って不快だと感じてしまっても、その不快感を私たちの思いやりにより受け入れて、それに合わせることはできます。ですが、危険だと感じてしまったら、それは別の意味で受け止めることになり、調和の取れた良い個人・社会・国家になれないと思います」と、『浪漫ドクター キム・サブ』の企画意図を読み上げて現在の心境を語り、しめくくった。