K-POP
男性グループ 防弾少年団に続く来年の注目株は?
【ソウル聯合ニュース】今年の韓国芸能界は、7人組ヒップホップアイドルグループの防弾少年団の快進撃が注目を集めた。防弾少年団に続く来年の男性グループ注目株として、GOT7(ガットセブン)、SEVENTEEN(セブンティーン)、MONSTA X(モンスタエックス)が挙げられる。
業界はアルバムセールス10万枚突破を一つの目安としている。防弾少年団の場合は、セカンドアルバム「WINGS」が韓国で約71万4000枚を記録し、米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」でも韓国男性アーティストとして最高の26位にランクインした。
韓国音楽コンテンツ産業協会が運営する音楽チャート、ガオンチャートの集計によると、11月までのアルバム累計販売枚数で、多国籍メンバー7人のGOT7が9月にリリースしたセカンドフルアルバム「FLIGHT LOG:TURBULENCE」が21万7501枚、3月リリースのミニアルバム「FLIGHT LOG:DEPARTURE」が16万6503枚だった。
GOT7は2014年にデビュー。防弾少年団と同じく海外でも活動の幅を広げている。ビルボードの年間チャートで「ワールドアルバム・アーティスト」6位、ミニアルバムタイトル曲の「FLY」が「ワールドアルバム」15位に入った。4月に韓国からスタートした世界ツアーでは、中国や日本、シンガポール、米国などを回り計10万人の観客を集めた。
昨年デビューした13人組のSEVENTEEN(セブンティーン)は4月リリースのファーストアルバム「First ‘Love&Letter’」が19万2030枚、そのリパッケージとして7月に出したアルバムが9万6355枚と集計された。今月5日リリースのミニアルバム「Going Seventeen」もすでに13万7428枚を売り上げている。
自作曲に力を入れており、ヒップホップ、ボーカル、パフォーマンスユニットと役割分担が明確なことも特長とされる。
これらアルバムはビルボードのワールドアルバムにも登場。日本では正式デビュー前ながらオリコン週間アルバムランキングで4位に入った。
7人組のMONSTA Xも昨年デビューしたグループだ。10月発売のミニアルバム「THE CLAN 2.5 PART.2 GUILTY」のセールスが10万694枚、5月のミニアルバム「THE CLAN 2.5 PART.1 LOST」が9万1748枚だった。「GUILTY」は10月に米国と日本の「iTunes(アイチューンズ)」のK-POPアルバムランキングで首位を獲得した。
MONSTA Xは交流サイト(SNS)を通じ海外とも接点を持ち、着実にファンを増やしている。