韓国ギャラップが選定する「今年を輝かせた映画俳優」ランキングで、ファン・ジョンミンが第1位に選ばれた。

　リサーチ専門会社の韓国ギャラップが13日に明らかにしたところによると、「今年最も優れた活躍を見せた映画俳優」としてファン・ジョンミンが21.2％の支持を集め、初めて第1位になった。

　ファン・ジョンミンは今年『検事外伝』『哭声』『阿修羅』と計3本の映画に出演し、強烈な演技を見せた。昨年は『国際市場で逢いましょう』『ベテラン』でそれぞれ1000万人以上の観客を集め、3位になっていた。

　続いて2位は『密偵』のソン・ガンホ（18.4％）。ソン・ガンホは今年、映画『密偵』で、日本警察に所属する朝鮮人でありながら一方では義烈団を助けるという複雑な人物「イ・ジョンチュル」役で観客の前に登場した。ソン・ガンホは毎年公開作が1本しかないにもかかわらず、3年連続で第2位に上り、ファンの熱い信頼をあらためて立証した。

　第3位には、今年1000万人の観客を引き寄せた『釜山行き』のコン・ユ（12.7％）、4位にはハ・ジョンウ（11.4％）、5位にはユ・ヘジン（10.8％）、6位にはイ・ビョンホン（9.6％）、7位にはイ・ジョンジェ（6.3％）、8位にはチョン・ウソン（6.2％）の名前がそれぞれ挙がった。また9位はチョン・ジヒョン（5.4％）で、女優として唯一トップ10入りを果たした。10位はマ・ドンソク（5.0％）だった。

　韓国ギャラップは11月4日から25日までの3週間、韓国各地（済州島除く）の満13歳以上の男女1700人を対象に、今回の調査を実施した。回答率は37％で、標本誤差は95％の信頼水準でプラス・マイナス2.4ポイント。