ロサンゼルス映画批評家協会(LAFCA)が運営する第42回LAFCA賞で、パク・チャヌク監督(53)=写真=の映画『アガシ』が2冠に輝いた。LAFCAは4日(現地時間)、今年の受賞作を発表。その中で、『アガシ』に外国語映画賞(制作:モホ・フィルム、ヨン・フィルム)と美術賞(リュ・ソンヒ)を授与することを明らかにした。

 映画『アガシ』は、1930年代の植民地時代の朝鮮を舞台に、巨額の財産を相続することになった貴族の娘(キム・ミニ)とその財産を狙う人々が、互いにだましだまされる物語。今年6月に公開され、428万人の観客を動員した。今年のカンヌ映画祭コンペティション部門にも招待され、青龍映画賞では主演のキム・ミニが主演女優賞を受賞した。さらに同作は、2日に候補が発表された放送映画批評家協会の第22回クリティクス・チョイス・アワードでも、外国語映画賞にノミネートされている。LAFCAの授賞式は来年1月14日、ロサンゼルスで行われる。

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