歌手の羅勲児(ナ・フナ、本名チェ・ホンギ、69)夫妻が、結婚33年、離婚訴訟5年の末に決別した。

 水原地裁驪州支部家事第1単独部の崔想洙(チェ・サンス)判事は31日、羅勲児を相手取って妻のチョンさん(53)が起こした離婚および財産分与を求める訴訟について、原告の請求を認める判決を言い渡した。

 この日、羅勲児は法廷に姿を見せず、妻のチョンさんだんけが自分の弁護士と共に現れた。

 チョンさんは2011年8月、羅勲児を相手取って離婚および財産分与を求める訴訟を起こした。当時、チョンさんは「羅勲児は長年連絡を絶ち、生活費も出さず不倫をした」として、離婚訴訟を提起した。

 しかし羅勲児側は離婚を望まなかったことから訴訟は正式な裁判につながり、最終的に13年9月、大法院(最高裁に相当)が棄却決定を出した。するとチョンさんは14年10月、あらためて今回の訴訟を起こし、その後数回にわたって行われた調停も成立しなかった。

 羅勲児は1973年にイ・スクヒさんと結婚したが2年後に離婚。76年には女優キム・ジミと再婚したが、6年で破局した。その後、83年にチョンさんと結婚し、1男1女をもうけた。

ホーム TOP