10月1日の「国軍の日」を前に、俳優のチン・グが、韓国国防部(省に相当)の遺骸発掘鑑識団の広報大使を務める徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授と意気投合。遺骸発掘鑑識団の広報映像を30日に公開した。

 公開されたのは、「忘れられた英雄たちを探してください」というタイトルの映像で、長さは5分。遺骸発掘鑑識団のさまざまな活動の紹介および重要性を、韓国の老若男女誰もが理解しやすいように韓国語と英語で解説している。映像は、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開された。

 今回の一件を企画した徐敬徳教授は「今この瞬間も、6・25(朝鮮戦争)の戦死者の遺体は冷たい土の中で、私たちの手を待ちわびている。しかし韓国人がこうした事実すら忘れて過ごしているのが残念で、映像を作って広めることにした」と語った。

 「才能寄付」という形で今回の映像のナレーションを担当したチン・グは「こうした国家的な重要事業を一緒にやることができて、何より光栄。戦死者の遺体が一日も早く家族の許に戻れるよう、今回の映像が少しでも役に立てばいいと思う」と語った。

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