イ・ヨンエ主演ドラマ『師任堂、色の日記』(SBS)が放映の準備段階に入った。

 『師任堂、色の日記』の主な制作スタッフは21日、内部試写会を実施するなど、放映を前に決められた手続きを進めている。現時点では10月スタートが有力だが、SBSでは適切な放映時期について検討を続けている。

 もし変動要因があるとすれば、それは中国だ。戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)配備により韓中関係が冷え込み、番組編成が遅くなる可能性があるとの見方もある。しかし、16日にはイ・ヨンエが出演した秋夕(中秋節)特番のバラエティー『歌うスター』が放送されるなど、実質的な番宣も始まった。SBS関係者は「韓中同時放送を目指しているので、中国の状況を見極めている。決まり次第お知らせしたい」と語った。

 『師任堂、色の日記』は昨年8月にクランクインし、今年6月にクランクアップした。韓国での放映を前に中国をはじめとする11カ国に買い付けられ、韓国・中国・日本で同時放映を目指している。

 『師任堂、色の日記』が話題になっているのは、イ・ヨンエの女優復帰作だからだ。イ・ヨンエは今回の作品で『宮廷女官チャングムの誓い』から実に十数年ぶりにテレビドラマに出演する。

ホーム TOP