ドラマ『グッド・ワイフ』に出演して視聴者の注目を集め、あらためて俳優として認められたユン・ゲサン。だが彼は「まだ道は遠い」と語る。

 ユン・ゲサンはチョン・ドヨン、ユ・ジテなどと共に『グッド・ワイフ』を引っ張った主役で、ドラマの興行にも大きく寄与した。しかしここ数年、俳優としてのユン・ゲサンの成績は低調だった。それもあって、今作に対する愛情がさらに大きくなるのは当然だった。

 ユン・ゲサンは「これまでスランプに直面していたのも事実。僕が選んだ作品が全て愛されたわけではなかった。スランプは、向こうからやって来たわけではなかった。僕の決定が正しいか、そうでないかに左右された」と語った。

 さらに「映画『少数意見』を撮りながら、『あまりにも慎重にやりすぎて、難しい役ばかりしているのでは』という思いを抱いた。観客から離れてしまっているのではと思った。なので、『グッド・ワイフ』はプレゼントのようものだった。作品性と、欲しくてたまらなかったいい成績も実現した」と付け加えた。

 ユン・ゲサンは、自分が考える俳優の道について「いい俳優になることが目的。いい方々と演技をやり続けたい。この作品(『グッド・ワイフ』)に出演して、本当に激しく演技をする方が多いとあらためて感じた。俳優が100人いたら、僕は100番。まだ遠い。演技者の道はまだ遠いが、一生懸命やり続ける俳優の姿を見せたい」と語った。

 『グッド・ワイフ』で視聴者の人気を集めたユン・ゲサンは、今年下半期の計画について「4カ月、休みなく撮影した。まずは、スキンスキューバをやりたい」と語った。

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