女優ソン・ヘギョが光復節(8月15日、日本の植民地支配からの解放を記念する日)を迎えるにあたり、日本による植民地時代に強制徴用された韓半島(朝鮮半島)出身者とその子孫が暮らすウトロ地区(京都府宇治市)に韓国語案内書を寄付した。

 これは、韓国広報専門家の誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授が17日、「ソン・ヘギョさんと共に展開する韓国海外史跡『韓国語サービス支援プロジェクト』では、今年の光復節を迎えるにあたり、京都府宇治市の『ウトロ地区』に案内書寄付することになった」と明らかにしたもの。

 韓国語と日本語で製作されたこの案内書は、ウトロ地区の形成過程、強制退去の危機、民族文化を守っていこうとする努力など、ウトロ地区の歴史が一目で分かるように写真入りで詳細に説明されている。

 ソン・ヘギョと徐ギョン徳教授は地元の会館に1万部を寄贈し、韓国人と日本人の訪問者に無料で提供を開始した。

ムン・ワンシク記者

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