映画
パク・チャヌク監督新作 世界各国で公開へ=日本は来年
【ソウル聯合ニュース】韓国のパク・チャヌク監督の新作映画「お嬢さん(アガシ)」(原題)が24日の台湾を皮切りに海外で相次いで公開されることが8日、分かった。同作品の配給会社、CJエンターテインメントが明らかにした。
香港(6月30日)、シンガポール(7月7日)、タイ(7月14日)、チェコ・スロバキア(8月11日)、ロシア(同月25日)、ポーランド(9月30日)、フランス(10月5日)、ギリシャ(同月6日)での上映が決定している。カナダと米国では10月、日本では来年初めに封切られる予定だ。
同作品は先月に開催された第69回カンヌ国際映画祭のマーケットで世界176カ国・地域と配給契約を結び、韓国映画の最多記録を更新した。
同作品はは1930年代の韓国と日本を背景に、巨額の財産を相続することになった貴族のお嬢さん(キム・ミニ)とその財産を狙う伯爵(ハ・ジョンウ)、伯爵と共謀してお嬢さんに仕える少女(キム・テリ)らが繰り広げる話を描いた。サラ・ウォーターズの「荊(いばら)の城」を原作とするが、人物設定や話の展開は大きく異なる。