映画
カンヌでスタンディングオベーションを受けた『釜山行き』
ヨン・サンホ監督初の実写映画『釜山行き』が、カンヌのグランド・ルミエール劇場でスタンディングオベーションを受けた。
カンヌ国際映画祭開幕から3日目となる13日夜12時、フランス・カンヌのグランド・ルミエール劇場で映画『釜山行き』の公式スクリーニングが行われた。遅い時間にもかかわらず、2000席の会場は満席となった。
同作は、「ゾンビの襲撃で統制不能となった韓国」を背景に、釜山行きKTX(韓国高速鉄道)に乗り込んだ人々が繰り広げる死闘を描いた災害大作映画。13日の金曜日の夜にはぴったりの作品だ。
館内の雰囲気は終始愉快だった。コン・ユ、チョン・ユミ、マ・ドンソク、チェ・ウソクなどがゾンビに立ち向かい戦う間、観客からは歓呼と拍手が絶えなかった。上映が終わると、観客全員が5分間にわたったスタンディングオベーションを行った。
ヨン・サンホ監督、コン・ユ、チョン・ユミは明るい表情を浮かべて手を振り、観客の歓呼と拍手に応えた。子役のキム・スアンは、出演陣の中でも特に人気で、観客の好評を集めた。