エンタメニュース
キム・ヘス、イ・ヨンエ、チョン・ドヨンら40代女優が相次いでドラマ出演
70、80年代生まれの女優たちが2016年、お茶の間を楽しませる。
現在、最もホットな女優はキム・ヘス(45)だ。2013年に『オフィスの女王』で契約社員の悲哀を名演技で魅せたキム・ヘスは、ドラマ『シグナル』(tvN)に出演。長期未解決担当刑事チャ・スヒョン役を好演中だ。
『シグナル』が視聴率10%に迫る勢いで愛されているのは、ヒロインを演じる女優歴30年目となるキム・ヘスのしっかりとした演技力が大きく影響しているというのが、放送関係者や視聴者の評価だ。“安心して見られるキム・ヘス”という言葉が、いもなお健在であることを自ら証明している。
「永遠のチャングム」イ・ヨンエ(45)は今秋放送予定の『師任堂、the Herstory』(SBS)で、『宮廷女官チャングムの誓い』以来、12年ぶりにドラマ出演を果たす。
同ドラマで、韓国美術史を専攻した大学講師ソ・ジユンと、申師任堂(シン・サイムダン)の一人二役を演じるイ・ヨンエ。時間と空間を超越したキャラクターを通じて、偶然見つけた申師任堂の日記と謎の美人図の秘密を解き明かしていくというストーリーを過去と現在を行き来しながら見せる予定だ。
また他の70年代生まれの女優チョン・ドヨン(43)も11年ぶりにドラマに出演する。チョン・ドヨンは6月末に放送予定のドラマ『グッド・ワイフ』(tvN)で、検事の夫が逮捕されたことから、13年ぶりに弁護士として復帰するヒロイン、ヘギョンを演じる予定。
『グッド・ワイフ』は同名の人気米国ドラマをリメークした法廷サスペンス。早くも“名女優チョン・ドヨン”と人気原作が織り成す相乗効果に期待が寄せられている。
「70年代のお姉さまたち」だけではない。
ソン・ヘギョ(34)も、『その冬、風が吹く』以来3年ぶりにドラマに出演する。ソン・ヘギョは2月24日にスタートした新水木ドラマ『太陽の末裔(まつえい)』(KBS第2)で、胸部外科専門医カン・モヨン役を演じ、ソン・ジュンギと共演している。
ソン・ヘギョ、ソン・ジュンギの共演というだけでも、放送前から大きな関心を集めた『太陽の末裔』は、100%事前制作ドラマ。『シークレット・ガーデン』『紳士の品格』『相続者たち』を執筆した脚本家キム・ウンスクと、『ドリームハイ』『ゆれながら咲く花』『秘密』『恋愛の発見』を演出したイ・ウンボク監督がタッグを組むことから、さらに期待を高めている。
このように70、80年代生まれの女優たちの相次ぐドラマ出演が、果たしてどのような結果を生むのか、行方が注目されている。