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結婚・出産したトップ女優たちの「ママタレ活躍度」は?
俳優ウォンビンと結婚した女優イ・ナヨンが先月出産し、「ママタレ(ママタレント)」の仲間入りを果たした。子どもを産んでママになってからも仕事に全力を尽くすケースもあれば、専業主婦として子育てに専念し、母親としての役割を忠実に果たそうというケースもある。トップ女優から一人の男性の妻に、そして子どもの母親になり生き生きとしている女優たちの姿を追った。
■イ・ナヨン、江原道の恵まれた環境の中で子育て中
昨年5月30日に江原道旌善の麦畑で人気俳優ウォンビンと非公開の結婚式を挙げて話題を呼んだイ・ナヨン。それから3カ月後におめでたと報じられ、ママタレの仲間入りを果たした。
イ・ナヨンはソウル・江南で元気な男の子を出産、すぐに江原道旌善のウォンビンの実家に行き、産後を過ごした。普通は、自分の実家で産後に体を休めるものだが、夫の実家で過ごすというのが印象的だ。嫁が産後に体を休めている間、夫の両親はしばらく別の家で暮らしていることもわかった。
秘密のベールに包まれている2人だが、住民が目撃したところによると、イ・ナヨンは家族に祝福されて子育てに充実した時間を過ごしているようだ。しかも、ウォンビンの両親は嫁のために毎日、育児用品をはじめとする生活必需品を届けるなどしているという。
イ・ナヨンの出産が伝えられると、2人の子どもがどちら似なのかが話題になった。赤ちゃんの顔写真は公開されていないが、自然と環境に恵まれた江原道で、安心して産後ケアが受けられているのは間違いないようだ。
■イ・ミンジョン、京畿道竜仁からソウル江南へ
映画『インサイダーズ/内部者たち』のヒットで再び全盛期を迎えたイ・ビョンホンの妻、イ・ミンジョンは昨年3月に男の子を出産してママになった。妊娠中に夫と女性の動画流出というスキャンダルが発生、いろいろと気苦労が多かったが、イ・ミンジョン自身は他人の心配をよそにしっかりと胎教に専念した。
イ・ミンジョンは出産時期に合わせて新居があった京畿道竜仁市からソウル市江南区三成洞に引っ越した。産婦人科医院や産後ケア施設が多く、実家が近いほか、今後の子どもの教育環境などでも江南の方がいろいろと整っていると考えてのことだ。
イ・ミンジョンは出産後も変わらない完ぺきな美しさで話題になった。子どものことを愛しているのと同じように、自身のビューティーケアにもきちんと取り組んでおり、今では子どもと一緒に十分な休息を取ったという。 2月24日にスタートするドラマ『帰ってきて、おじさん』(SBS)でお茶の間に戻ってくる。
■イ・ボヨン、「本胎教」
俳優チソンと7年間という長い交際を経て結婚したイ・ボヨンは、結婚から2年で妊娠・出産となった。チソンが結婚したばかりの時に「一人目は女の子がいい。ボヨンに似ているといいな」と言ったからか、かわいい女の子が誕生した。
イ・ボヨンは妊娠中に本を出版して話題になった。『愛の時間たち』というタイトルのエッセーは、イ・ボヨンが子どもから大人になるまでに読んだ本からもらった癒しや愛、成長につながった言葉を集めたものだ。本の出版を通じてイ・ボヨンは「本胎教(本による胎教)」をすることになった。おなかの子と一緒に本に共感する時間を過ごしたおかげか、安らかで落ち着いた環境の中、ママになった。
出産後の出演作品はまだ決まっていないが、グラビア・広告撮影をしながら女優復帰に向けて秒読み段階に入っていると言えるだろう。今年初めに事務所を移籍し、次回の出演作の検討に入っている。
■キム・ヒョジンはお散歩大好きママに
俳優ユ・ジテと結婚してから夫婦そろってチャリティー活動にいそしむなど、仲むつまじい姿を見せているキム・ヒョジン。公の場に出る時はいつも夫婦同伴だが、女優としてのキム・ヒョジンはこの2年間完全に活動休止中で、母親として充実した生活を送っている。だからと言って、プライベートを徹底的に隠す秘密主義なのではない。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)での発信は続けながら、夫ユ・ジテや息子と一緒に近所の公園を散歩するなど、一家だんらんの様子は写真で公開している。
キム・ヒョジンは結婚・出産が芸能活動にプラスに働いているケースだろう。まだ本格的に女優活動を再開したわけではないが、広告・映画・ドラマなどのオファーは相次いでいる。CM出演は今も多い。ママになってからは柳韓キンバリーの「ハギーズ赤ちゃんウェット・ティッシュ」のイメージキャラクターに起用された。「良妻賢明というイメージや自然保護活動をしていたことがブランドのコンセプトにピッタリ」というのが業界関係者の話だ。