映画『内部者たち』のウ・ミンホ監督が、俳優イ・ビョンホンに感謝の気持ちを伝えた。ウ監督は12月30日午後、ソウル市鍾路区三清洞のカフェで、『内部者たち:ザ・オリジナル』の公開前インタビューで、イーデイリー・スターinの取材に応じた。劇中、「政界ヤクザ」から始まり、映画のような人生を生きるアン・サング役を演じたイ・ビョンホンへの愛情を存分に示した。

 ウ監督は「周りの方たちは、イ・ビョンホンにとって僕は恩人だという話をしていた。でも、むしろ逆だと思っている」と話し始め、「僕がイ・ビョンホンという俳優と出会ったことが幸運であり、彼が僕にとっての恩人だと思う。イ・ビョンホンから学ぶことが多かった」と強調した。

 そして、「イ・ビョンホンは演技においては言うこともなく、映画に取り組む姿勢には、多くの学ぶべきことがあった」とし、「彼がいなかったら、アン・サングというキャラクターも考えることができなかったし、『内部者たち』という映画も制作できなかっただろう」と振り返った。

 続けて「イ・ビョンホンがアン・サングを演じたため、この映画で息抜きのポイントがあったと思う。彼が笑いもインパクトも与えてくれたおかげで、商業的に成功することができた」と伝えた。

 ウ監督は『内部者たち:ザ・オリジナル』の公開で、韓国映画の歴史になかった経験を先例として残している。『内部者たち』も30日午前9時、観客動員数700万人を突破し、青少年鑑賞不可の指定を受けた映画の中で、歴代最高の成績を収めた。50分という長い時間が追加されたディレクターズ・カット版も31日に公開され、ウ・ミンホ監督としても、本当に伝えたかったメッセージを観客に届ける機会を得た。

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