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時代劇で存在感UPのユ・アイン、その理由とは
ユ・アインが今年、2作の時代劇に出演。映画『思悼』と月火ドラマ『六竜が飛ぶ』(SBS)で、2作ともヒットに成功した。
『思悼』は観客動員数600万人を突破し、『六竜が飛ぶ』は17日に放送された第14話が13.2%(ニールセンコリア調べ)を記録して同時間帯の視聴率1位をキープしている。
ユ・アインが出演した時代劇は成功するということだけでなく、ユ・アインの存在感を如実に示すという共通点がある。
ユ・アインは2008年の『必殺! 最強チル』(KBS第2)以降、さまざまな時代劇に出演してきた。そのたびに演じたキャラクターを200%生かし「時代劇ならユ・アイン」という公式を作った。時代劇に出演するたびに大きな存在感を発揮するユ・アインを分析した。
ユ・アインは見事なセリフ伝達力と発声という時代劇の基本テクニックを持っており、時代劇での演技がさらに光を放つ。
また、多数の時代劇に出演したが見ていて飽きない。これは、ユ・アインのクレバーなキャラクター選択のおかげだ。『必殺! 最強チル』では刺客、『トキメキ☆成均館スキャンダル』(KBS第2)では成均館の儒生、『思悼』では悲運の思悼世子に扮した。
ユ・アインが2回演じた唯一の役は王だ。『チャン・オクチョン』(SBS)のイ・スン、『六竜が飛ぶ』の李芳遠(イ・バンウォン)=のちの太宗=。ユ・アインは二人の王の違いをセリフのトーンから表情、体の動きなどで細かくコントロールした。
ユ・アインの時代劇での存在感の源は結局、演技力だった。今まで数多くの時代劇に出演したが、相変わらず次の時代劇が期待される理由も、ユ・アインの替えが効かない演技力だ。
『六竜が飛ぶ』以降、時代劇でユ・アインがどのような姿を見せるのか、早くも気になる。