放送事業者が正当な理由なく、特定の芸能人の番組への出演を阻止する行為を禁止するという内容の放送法改正案が韓国国会で可決され、人気グループ「JYJ」などが番組に出演する道が開かれた。国会は先月30日の本会議で、このような内容を骨子とする放送法改正案を可決した。特定の人に対し、第三者の要請により、正当かつ具体的な理由なく番組への出演をさせなくするという、放送事業者の「甲チル(優越的な地位を利用した無理強い)」が法律で禁止されることになった。今回の法改正のきっかけとなったJYJは2009年、当時所属していたSMエンターテインメントと専属契約をめぐって争い、人気グループ「東方神起」から脱退したキム・ジェジュン、パク・ユチョン、キム・ジュンスの3人で結成された。だがこれまで、SMエンターテインメントとの対立により、テレビ番組への出演ができず、社会的な問題になっていた。

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