【ソウル聯合ニュース】韓国の俳優パク・ヘジンさんが、インターネット上で自身について悪意のある書き込みをした人たちと共にボランティア活動を行った。広報会社が27日伝えた。

 パクさんは24日、ソウル市内の貧困層が多い地域に暮らす152世帯に、生活必需品など6000万ウォン(約640万円)相当の物品を寄付し、練炭2500個余りを届けた。

 パクさんは悪意のある書き込みをした人たちと2013年から同地域を訪れボランティア活動を行っている。書き込みを行った人を名誉毀損(きそん)で訴えていたが、反省した人に対してはボランティア活動を条件に告訴を取り下げた。

 今年は児童養護施設の子どもたちやパクさんの母校、ソウル総合芸術実用学校の後輩も参加した。

 パクさんは「練炭を届けながら皆が心を一つにして動いている姿に胸がいっぱいになった。心を分かち合うことができた時間だった。一人でなく多くの人と分かち合うことにより大きな意味があるとあらためて感じる契機になった」と感想を語った。

 パクさんは韓国のケーブルチャンネルtvNで来年1月に放送されるドラマ「チーズ・イン・ザ・トラップ」(原題)に主演する。

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