パク・ヘジン主演のドラマ『チーズ・イン・ザ・トラップ』(tvN)がドラマ業界の地殻変動を予告している。

 業界関係者によると、同ドラマは韓国で12月に放送されるのに先立ち、放映権が先行販売された中国のほか、タイ、台湾、インドネシア、日本などアジア各国・地域と協議中だという。米国も先行販売の対象国だ。先行販売の収益だけで、同ドラマの制作費に相当する60億ウォン(約6億円)の収益を上げたことが分かった。

 さらに、同ドラマはtvNドラマでは初めて、放送前後の広告が完売したほか、間接広告(PPL)の収益で地上波ドラマの収益を上回ったという。

 パク・ヘジン主演のドラマ『悪いやつら』(OCN)が、コンテンツ収益で数十億ウォン(数億円)を売り上げたことを考えると、『チーズ・イン・ザ・トラップ』が放送前に収益を上げたことに、パク・ヘジンが大きく貢献したと評価できる。

 『チーズ・イン・ザ・トラップ』は、漫画家スンキがポータル大手NAVERで毎週木曜日に連載している長編漫画。ドラマにはパク・ヘジン、キム・ゴウン、ソ・ガンジュンらが出演する。

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