侮辱罪で告訴された女優チェリム＆俳優パク・ユンジェ姉弟が不起訴処分（嫌疑なし）となった。

　検察は10日、借金を返済してもらうためチェリムの母親のもとを訪ねた知人に屈辱的な言葉を発したとして起訴されたチェリムとパク・ユンジェに不起訴処分を下した。

　検察は、知人が夜遅く（午後10時）にチェリムの母親を訪ねた点、（チェリム側が）引き続き悩まされてきた点、そして争いをとめる過程で声が高まった点を根拠に、侮辱の故意性、公然性を認めなかった。

　チェリムとパク・ユンジェは3月、知人のイさんに侮辱罪で告訴された。告訴状でイさんは「貸した金を受け取るためチェリムの母親を訪ねた際、チェリム姉弟に屈辱的なことを言われた」と主張。

　告訴された際、チェリムの所属事務所は「イさんが主張する金銭関係は事実ではなく、むしろチェリム姉弟が芸能人だということを利用し、10年近く脅迫および精神的な苦痛を与えてきた。事件当日も、母親宅を無断で訪れたイさんと言い争ったときに問題が生じた」と説明した。