1990年代の人気グループRoo’Ra(ルーラ)の元メンバー、コ・ヨンウクが出所した。未成年者への性的暴行およびわいせつ行為などの容疑で実刑判決を受けたコ・ヨンウクが刑期を終え、社会復帰した。コ・ヨンウクは10日午前9時ごろ、ソウル南部刑務所を出所。2年6カ月ぶりに自由の身となった。

 コ・ヨンウクは出所前、位置追跡電子装置(電子足輪)を装着された。3年間にわたりコ・ヨンウクの日常生活を監視するものだ。出所後、コ・ヨンウクの足首に視線が集まったが、ジーンズで隠れており、電子足輪は見えなかった。

 コ・ヨンウクは「申し訳ない」と謝罪し、頭を下げた。そして「これまで2年半は省察の時間だった。芸能人として、物議をかもし申し訳なく思っている」と語った。さらに「これから新たな気持ちで正しい生き方をしたい」と誓った。芸能界復帰について尋ねる記者の質問には答えなかった。コ・ヨンウクは待機していた関係者の車に乗り、刑務所を後にした。

 コ・ヨンウクは2010年7月から2012年12月にかけて、未成年者3人に対し、性的暴行およびわいせつ行為をしたとして身柄を拘束、起訴された。2013年1月に収監、2年6カ月の刑期を終えこのたび出所した。現行法に則り、インターネット上でコ・ヨンウクの身元情報が5年間公開される。3年間は電子足輪を装着し、生活しなければならない。

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