今年1月に仁川を出発し米国サンフランシスコに向かう大韓航空機内で酒に酔い大声を張り上げ、乱闘騒ぎを起こし、航空保安法違反および強制わいせつ容疑で起訴された歌手ボビー・キムが罰金刑を言い渡された。

 仁川地裁のシム・ドンヨン判事は11日行われた公判で、航空保安法違反および強制わいせつ容疑で起訴されたボビー・キムに対し、罰金400万ウォン(約44万4260円)を言い渡した。また、40時間の性的暴行プログラムの履修も命じた。

 シム判事はこの日「被告人はビジネス席を予約したが、航空会社側の手違いでエコノミー席に変更され不満に思い、これが飲酒に影響を及ぼした」と説明。

 さらに「周囲の乗客に不安を抱かせたが、一部乗客は被告人の騒ぎに気づかなかったほどで、その行為は重くないものとみられる。前科がなく、強制わいせつの被害者が被告人の処罰を望んでいない点などを考慮した」と述べた。

 ボビー・キムはこの日、知人らとともに出廷した。

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