チュ・ジフンが映画『姦臣(かんしん)』(ミン・ギュドン監督)での露出シーンについて語った。

 暴君として名高い朝鮮王朝第10代国王・燕山君の時代を舞台に、美しい女性1万人をささげ王を思いのままに操ろうとした稀代の奸臣(よこしまな臣下)たちの激しい権力争いを描く『姦臣』で、朝鮮最悪の奸臣・任崇載(イム・スンジェ)役を演じたチュ・ジフンは、「THE STAR」とのインタビューで露出シーンについて「シナリオ自体がおかしかったら拒否感が生じたと思う」と語った。

 チュ・ジフンは「映画の内容とは関係のない露出シーンはただの刺激剤だったり、俳優を消費するだけで、商道徳に反するという否定的な感じがしたはず。もしそうだったら最初から選択しなかった。でも『姦臣』は理解できたので、僕は演技に臨んだだけ」と説明。

 また、チュ・ジフンは「多くの作品を、僕は観客というより、現場で撮影に臨む人間として、どんなシーンがあってもオープンマインドで見ている。『どうしてこんな風に作ったのか。どんなメッセージを与えているのか』という好奇心で作品に接するので、やや刺激的なシーンに鈍いのかもしれない。大衆と歩みを合わせていきたいが、その部分で悩むことがある」と語った。

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