【ソウル聯合ニュース】韓国人と中国出身のメンバーで構成された10人組男性グループ、EXO(エクソ)が30日、韓国で2枚目となるアルバム「EXODUS」の発売を記念してソウル市内で記者会見を行った。

 28日には同アルバムのタイトル曲「Call Me Baby」が先行公開され、九つの音楽配信サイトのチャートで1位を記録し、30日に全曲の発売が始まった。所属事務所のSMエンタテインメントによると、ホットトラックスなどのCD販売サイトではすでに売れ切れになっているという。

 2012年4月にデビューしたEXOはファーストアルバムを韓国語と中国語の2バージョンで制作し、韓中両国で同時に発売する戦略が成功。同アルバムは販売枚数100万枚を突破した。セカンドアルバムも中国語バージョンが中国で同時公開され、会見には中国本土だけでなく、台湾など中国語圏からもメディアが訪れた。

 EXOのメンバーは「韓国だけでなく海外のファンが応援してくれたおかげ」とした上で、「欲しいと思ってもらえるアルバムを真心込めて作ったので、オフライン市場でも愛されたのだと考える。中国活動も並行するので期待してほしい」とコメントした。

 メンバーはデビューから3年という短期間でK-POPを代表するグループになったことについて、「このように過分に愛されていいのだろうかと疑問を持つほど」とした上で、「感謝する気持ちで舞台に上がり、アルバムを準備するため、多くの方が応援してくれるようだ」と話した。

 
 また中国人メンバー、クリスとルハンが専属契約に関し所属事務所を提訴しグループを脱退するなど、困難に直面しながらもデビュー3周年を迎えたことについて、ベクヒョンは「メンバー同士が固く結ばれた時間だった」とした上で、「短く感じたが3周年と言われてみると、新たな感慨がある。今後固く一つになり、EXOとして良い姿をお見せしたい」と述べた。

 スホは「意味深い3年だった」とした上で、「メンバー全員が心身ともに成長したやりがいのある時間だった」と説明した。

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