韓国芸能事件簿
人気女性タレント、脅迫容疑で書類送検
ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊は、所属事務所の移籍の過程で元の事務所の会長を脅迫したとして告訴されたタレントのクララさん(本名イ・ソンミン)=29=と父親のイ・スンギュ氏(62)を、起訴相当との意見を付し送検したと16日発表した。クララさんは所属事務所の移籍の過程で、それまで所属していたポラリス・エンターテインメントのイ・ギュテ会長(66)と対立し、イ会長から脅迫容疑で告訴されていた。クララさんは現在、父親が運営する芸能事務所に所属している。
警察によると、クララさん父子は昨年9月「話し合いの最中、性的な羞恥心を感じた。契約を解除してくれなければ警察に届ける」としてイ会長を脅した疑いが持たれている。クララさんは当時「モバイルメッセンジャーでやりとりした内容の中に、性的な羞恥心を感じる内容が含まれ、このため契約を続けることができなくなった」という内容証明をイ会長に送っていた。
警察は「双方が提出した録音資料や面談の内容についての映像、契約書を分析した結果、クララさんとイ会長がやりとりしたメッセージは業務について近況を報告する内容で、クララさん側が主張するように性的な羞恥心を感じるものではなかった」と説明した。