韓国芸能事件簿
俳優キム・ソンミン、覚せい剤使用で逮捕へ
2011年、覚せい剤を使用したとして逮捕・起訴され執行猶予付きの判決を受けた俳優キム・ソンミン容疑者(41)が、またも覚せい剤を使用したとして警察の捜査を受けている。
京畿道城南寿井警察署は11日、海外から覚せい剤をひそかに持ち込み、芸能人や青少年などに販売していた疑いで、22歳の男など5人を逮捕したと発表した。また、男らから薬物を購入し、使用した疑いで2人を逮捕し、キム・ソンミン容疑者ら8人を立件した。
男らは昨年10月から先月にかけ、国際宅配便を利用したり、直接身に付けて持ち込んだりする方法で、カンボジアから覚せい剤150グラムを韓国に密輸した疑いが持たれている。男らはインターネットのポータルサイトなどに広告を出し、バイク便を利用して0.4グラム当たり40万-60万ウォン(約4万3000-6万4000円)で覚せい剤を販売していた。
キム・ソンミン容疑者は昨年11月24日、ソウル市江南区駅三洞の路上でバイク便を利用し、100万ウォン(約10万7300円)を支払って覚せい剤0.8グラムを入手していたことが分かった。警察は11日午前、キム容疑者を自宅で検挙し、キム容疑者は覚せい剤を1回使用したことを認めた。警察は補充捜査を経て、12日に逮捕状を請求する方針だ。
キム容疑者は2011年11月、フィリピンから覚せい剤を持ち込み使用したとして逮捕・起訴され、二審で懲役2人6月、執行猶予4年、追徴金約90万ウォン(約9万6500円)の判決を受けた。