スターインタビュー
チョ・ユニ「松雪主演『Mother』みたいな作品やりたい」
女優チョ・ユニが演技への意欲を見せた。
チョ・ユニはこのほど行われたスター・スタイル・マガジン「THE STAR」とのインタビューで「ファンの皆さんに応援していただけるようになったのは『棚ぼたのあなた』(2012年)から。女優人生のターニングポイントになった作品でもあります」と語った。
チョ・ユニは「代表作というような作品はまだありません。『王の顔』もタイトルロールは男性主人公。代表作というからには、女性が主人公の作品でなければならないでしょう。年輪を重ねれば代表作にふさわしい役が来るかもしれませんし、私がその役をしっかり演じれば本当の代表作になると思います」と語った。
今後演じたい作品の役について、2010年に放送された日本テレビのドラマ『Mother』で松雪泰子が演じた鈴原奈緒を挙げた。このドラマは、鈴原奈緒が虐待されていた少女・道木怜南(芦田愛菜)を誘拐し、その母親になることを決心するという物語だ。
チョ・ユニは「『Mother』は本当に感動的で悲しい作品。女性教師が虐待されていた少女を誘拐して育てるというストーリーで、その2人が主人公です。女優たちがストーリーの全てをリードしていく作品と役に、今よりもっと内面がしっかりとしたころに出会いたいです」と語った。
チョ・ユニは今年後半に封切り予定の映画『朝鮮魔術師』(キム・デスン監督)で、朝鮮時代最高の魔術師ファニ(ユ・スンホ)と幼いころから一緒に育てられ、鍼(はり)治療術・弁舌・美ぼうに優れた盲目の妓生(キーセン=芸妓)・ボウムを演じる。クランクインは24日。