ソウル家庭裁判所で21日、俳優リュ・シウォン夫妻の離婚訴訟をめぐり判決が言い渡され、リュ・シウォンは慰謝料3000万ウォン(325万円)、財産分与として3億9000万ウォン(約4240万円)を支払うよう命じられた。

 親権は妻に与えられ、リュ・シウォンは養育費として毎月250万ウォン(約27万円)を支払わなければならない。なお、リュ・シウォンには面接交渉権が認められ、子どもが成人するまで、毎月第2、第4土曜日から翌日まで1泊2日、学校が休みの期間は6泊7日間、子どもと会うことが許される。秋夕(チュソク=中秋節)や旧正月など名節には1泊2日の面接権が与えられる。

 リュ・シウォンは2010年10月に10歳年下の元女優チョさんと結婚し、翌年1月に娘が生まれた。しかし、結婚から1年5カ月たった2012年3月、チョさんが裁判所に離婚調停を申し立てた。

 なおチョさんはこれとは別に、リュ・シウォンを暴行および脅迫、位置情報追跡などを理由に告訴し、リュ・シウォンは罰金刑を言い渡された。リュ・シウォンはチョさんの証言はうそだとして検察に告訴しており、この裁判はまだ続いている。チョさんの偽証容疑をめぐる第3回公判は22日、ソウル中央地裁で行われる。

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