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ソウル郊外に大規模K―POP施設造成へ 18年完成目標
【議政府聯合ニュース】韓国・ソウル郊外の京畿道と同道の議政府市、人気グループBIGBANG(ビッグバン)らが所属する大手芸能事務所、YGエンターテインメントは16日、K―POPクラスター建設に関する覚書を締結した。
覚書により、YGはクラスター建設に1000億ウォン(約108億円)を投資する。
クラスターは特定分野の関連企業、機関、研究所、各種支援施設などが集まった団地。K―POPクラスターは2018年の完工を目標に、議政府市内に造成される。敷地は4万9600平方メートル。
同クラスターには、大規模音楽ホールやアジアの大衆音楽をテーマとする常設展示体験場、レジデンス型ホテル、スタジオ、ファッションや化粧品などの店舗、野外スポーツと音楽を体験できる休息空間などが設けられる。ソウル市内からだけでなく、仁川国際空港からのアクセスも良い。
国会未来創造科学放送通信委員会の洪文鐘(ホン・ムンジョン)委員長は「資源が貧弱なわが国で創造経済を先導できる分野は、クリエイティブな文化コンテンツ産業」とした上で、「議政府は米国のラスベガスを凌駕(りょうが)するMICE(マイス=国際会議、報奨旅行、展示会などの総称)産業をリードする都市になるだろう」と述べた。