【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループJYJのジュンスさんが済州島に建てたホテルの施設資金を返済していないとして自分を告訴した建設会社を、名誉毀損(きそん)や誣告罪(虚偽告訴罪)などで逆告訴したことが13日、分かった。ジュンスさんの弁護人側が明らかにした。
 2013年4月から昨年8月まで、ジュンスさんが285億ウォン(約31億円)を投資して建設したホテル建設に参加した建設会社は、借用証を作成しホテルの施設資金を貸したが返済してないとして、先月12日、ジュンスさんを詐欺容疑で告訴した。
 これに対し、ジュンスさんの弁護人側は「金融機関から施設資金の融資を受けるためには建設会社の口座が必要」と説明。「建設会社側に内部の会計用に必要なのでと言われ借用書を作成しただけで、実際に資金は借りていない」と主張した。ジュンスさん側が持っている借用書には「銀行または会社の会計資料に使われるもので、実際の返済金額ではない」との文言が盛り込まれているとしている。
 これに先立ち、済州地裁はジュンスさんに貸付金の支払いを命じるよう求めた建設会社の申し立てを受け入れ、ジュンスさんに対し計約49億ウォンを支払うよう命じた。ジュンスさんは異議を申し立て、正式裁判が始まる見通しだ。

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